グラフがさらに見やすくなりました

いつもKeywordmapをご利用いただき、ありがとうございます。

この度Keywordmap内のグラフを刷新しました。新しいグラフではカラム名をクリクする事で、グラフから非表示にしたり表示し直したりする事ができるようになりました。

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グラフの右上に表示されているハンバーガーメニューをクリックする事で、CSVダウンロードやPNG(画像)ダウンロードが簡単に行えるようになりました。

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新しいグラフ機能で出来る分析とは

Keywordmapでは特定ドメインの過去から現在にかけてのSEO順位状況をグラフで表示しており、検索順位のレンジ(範囲)を積み上げ式グラフで表示しています。

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上の図は機能「SERPs変動」でとあるドメインのSEO推移を表示した事例です。8月初旬に上昇基調がグラフ上で見られ、一見すると今回のアルゴリズム変更で好影響を受けたWebサイトの様に見受けられます。

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 「SEO想定流入」のみを表示させると、アルゴリズム変更に伴うヒットキーワード数の上昇が見られた8月初旬でもSEO想定流入は横ばいである事が分かります。

この推移から、「ヒットキーワード数は上昇したものの、トラフィックに影響を来す順位レンジ(上位順位)でのヒットキーワード数の上昇は無い」と考える事ができます。

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1位のみのヒットキーワード数の推移グラフを見ると、8月初旬はむしろ減少している事が分かります。1位のヒットキーワード数の減少と共にSEO想定流入も減少している事から、当該サイトは8月に発生したアルゴリズム変更で実質的なトラフィックは減損した、と考える事ができます。

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トラフィックが見込める2位~5位の検索順位レンジでヒットしているキーワード数はほぼ横ばいである事が分かります。8月に発生したアルゴリズム変更で1位のキーワードが2位~5位のレンジに「下げ止まった」ようでは無さそうです。

では、どの検索順位レンジでヒットキーワード数の増加が見られたのでしょうか。

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検索順位レンジ6位以降のレンジで上昇している事が、グラフのカラム非表示機能を用いる事で視覚的に分かりました。この事から、8月初旬に発生したアルゴリズム変更で、この当該Webサイトは順位下落という形で影響を受けてしまった事が想定されます。

以上のように、一見すると上昇したように見えるグラフでも、見るデータカラムを絞り込む事で、その影響を正確に視覚的に分析する事ができます。

Keywordmap内の様々なグラフを今回刷新しましたので、ぜひ簡易的な分析の際にご利用ください。